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FF16
FF16小説
#08 無音の世界
……連なり、見つめ合い、絡み、離れ、途絶えた音。
かすかにでも、と耳をすませた。あの音をもう一度、と願った。
虚空に、叫んだ。
まったくの、無音。
共鳴の祈りを捧げた片方の音も、いつしか休符へと。
まったくの、無音。時間も、空間も、すべてが曖昧に溶けて。
永のとき。
誰かが、砂を掬った。誰かが、背を押した。
音がはじける。連なり、響き、そして。
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