2000年4月2日のイベント用ペーパーに書いた謎です。私の謎はこの2つに終始するようで…でも考えても結論が出ないような気がしてきました。
語りモードでレッツラゴー。ベイグラントにおいてシドニーがどこまで本音を隠しているかと感じるかによって解釈が異なってくるように思います。というか公式の設定がほしい~。大体、どうして公爵邸襲撃は起きたんでしょうか。シドニー、この時多分公爵が何処にいたのかなんて知っていたと思います。彼もまた「鍵が見つからない」と騒いでますがこれは多分に演技じゃないかなと。そんな演技をしてまで何がしたかったのか、というのがポイントなんですが2つ考えてみました。
まず1です。シドニーはキャロの言う通り「公爵の影の部分を担う者」でした。ということは、公爵が魔都を消滅させるつもりだということを知っていたはず。公爵に依存する形で(と思われる)生きているシドニーが表面的な狙いの通りに魔都の継承者を望むとしても、消滅することを選ぶとしてもいずれにせよこの力を狙う者は全て「排除」した方が好都合。故に、彼は公爵邸襲撃、前年の国王暗殺未遂という行動を起こし、魔都に感心のあるもの(代表格:法王庁…ギルデンさん)を全て引き寄せたのでは。要するに、公爵が単に望んだように「魔都の消滅」だけを望むのはこの時点では(魔都を守るという観点からも)不可能だったといえます。知られすぎてしまったのね。
続いて2。公爵邸襲撃を起こしたシドニーの実は真の目的では、と思われる「ジョシュアくん誘拐」。なんでシドニーはジョシュアを誘拐したのさということであります。これは…魔都を消そうとする(=自分をも消滅させようとする)父親への無意識の抵抗もあったんだと思うんですが、「真に結びついた魂=ジョシュア」を用意し、後継者となり得ることで(誰が後継者になるのかはよくわからないのですが…シドニーなのか公爵なのか)実父を助けようとした。そのための布石だったのではと思うのです。「諦めたのさ。不完全な死では意味がない」という台詞はここにかかってくるんじゃないかなーと思うのですが…なんか言葉足らずだ。
アシュレイの過去は自身が信じていたことが正しいのか、それともローゼンクランツがアシュレイに言ったこと(&シドニーが見せたこと)が正しいのか。さてはて。
様々な意見が出ていて色々納得したりするのですが、アシュレイに妻子がいて、彼らが殺されたというのはもう固定事実なんじゃないのかなと思うのです。自分の心の痛みをアシュレイが洗脳という形も相俟って勝手に幻想化してしまったとしたら、FF7になってしまうような…気がしないでもない。というのはおいといても、ラスボス前のイベントを見てしまうとあれがまやかしだったとは思えないんです。きっとあのイベントはアシュレイが魔を本当に継承するための儀式。いや、魔ではなくもっと別の力かもしれません。いずれにせよ、あのイベントでもってアシュレイはティア&マーゴに別れを告げた。今まで胸に抱え続けてきたモヤモヤを払った。アシュレイにとってのファントム・ペインはここで終了するわけです。
かといって、ローゼンクランツ&シドニーの語った「リスクブレイカーとしての過去」すなわち「善良な市民を殺害してしまった」というのもあながち嘘とは言い切れないような。きっとアシュレイは自分の悲しみばかりに囚われてしまい、自らが犯したことについて考えるのを放棄していたのでは(もしくは放棄させられた?)。被害者としか自分をとらえていなかったのでは、と思います。
故に私は「どっちもアシュレイに起こったこと」派なのですが、シドニーがアシュレイを鍛え上げるためにでっちあげたというのもありかもなあと最近思うんです。ローゼンさん、知らず知らずのうちにシドニーに洗脳されてたんじゃないかなあと。本当はアシュレイになど会ったことがないのに、シドニー&公爵の策略によりアシュレイを監視そして追うように意識付けられた。一瞬、ゼノギアスのラムサスを思い出してしまいました…塵ですか?
2000.04.10