幻想水滸伝4

幻水3はもう少しでクリアというところだったのですが、トーマス編をさっぱりやらなかったという失敗と、やはりラスボスを見たくないという気持ちから全員が合流した時点で脱落。そんな想いから幻水4はプレイしないでいたのですが、ラプソディアやりたいなーというのと、幻水5が出るなーという2つの観点から初めて見ることにしました。しかし大変です。幻水5が2月下旬発売、FF12が3月16日、DCFF7だってあるのです! 果たしてクリアできるんでしょうか!

20060110 : まずは主人公のお名前

 幻水3では結局炎の英雄の名前でしかなかったので肩透かし〜だったのですが今回は主人公の名前を決められるようです。で、悩んでおります。何がいいでしょう…何がいいでしょう…あんまり主人公の名前決めることってないんですよね。うおお困った困った…。
・スイ:なんか水の話っぽいから
・デューイ:幻水1(リューイ)、幻水2(ヒューイ)から
・リンルゥ:幻水3で使った炎の英雄名
・トーリ:なんか北欧っぽい顔立ちしているので
 スイがいいかなあ…とぼんやり。しっかし毎度108人が仲間になるのでそれと被らないようにするのが本当に大変ですし、別作品に出ている人と似ている人がいるとぎょっとしますし、別作品に出ている人と同じ名前の人がいるとほんとぎょっとしますね!

20060114 : やっとスタート

 忙しい&ゆとりがないため、今までできずに悶々としていたのですが、少しだけ進めてみました。といっても本当に少しだけ。なんかスノウジャマとか思いつつ、艦隊戦はぼろ負け、一騎討ちも大敗。どうしたことだ…! ちなみに名前はスイにしました。これから火なんとかのお祭のようです。

20060120 : 流浪の民(国外追放&バッドエンディングまで)

 毎日ちまちま10分〜30分くらいずつ進めて少しずつ慣れてきました。もちろん隣のバカスノウには片頬を引きつらせつつですが! なんだあのやろう殴ってやる、修正してやる〜!と思ってたらグレン団長がやってくれたので溜飲を下げました。今回の主人公であるスイ(4主)はとにかくこれも喋らないので安心?な一方、無口キャラだのうと少し悲しくもなったり。ああしかしスノウにはにっこり笑って毒針投げたいです(危険)。
 それはさておき、どんなふうな陣容でどう進めてきたかというと、まず仲間1&仲間2はケネスとポーラ。バランス云々の前に趣味です。ケネスは特に趣味。いやそれもさておき、グレン団長はかっこよかった…というのもさておき、あとはちまちまお使いモード。あれしてこれして〜と頼まれるままに淡々とこなしました。スノウの剣レベルはひとりだけ2ですが。
 そして追放。カタリナさんはほんっとに団長のこと好きだったんだなあと思うと、目も曇るか…としんみり。スノウとやっとこれで別れられたぜ!と喜び勇みながらこっそりついてきてくれたケネス&ポーラ&チープーにちょっぴり涙。ありがとう友よ!(T▽T)で、いよいよトロイさんとの出会いです。
 何者?と思ったのですがトロイさん男前。この人は攻略本で見る感じでは悪役のようなのですが、でも男前。危険な感じです。チープーさんのしっぽも思わず唸るというものです。まあそんなトロイさんとコルトンさんにあっさり見逃され、さらに彷徨うことしばし。流れ着いた無人島で面白そうなのでバッドエンディングにしてみましたら…大笑いでした! 落書き!落書き!! 全員の顔がいい加減! なんて美味しいんだコナミと思いながら、ちゃんとしたルートはこの後引き続きプレイしていく予定です(あたりまえ)。
 ところでスノウって天暗星なんですか…! ゆ、ゆるせん!!!

20060129 : オベルさんちにご厄介になってサンダーバードというかヤマト?

 さらにちまちまと進めております。ダッシュができることをこの前初めて知った、そんな次第です。そりゃ時間もかかるわけだ(汗)。その後無人島を脱出してデスモンドさんに遭遇して、フレアさんにかっこいいーと小躍りしたり何したりであれこれやっているうちにリノさんに遭遇。なんか愉快ですこのひと。でもこの性格だからこそ周囲はついてくるのだろうし、非常にきつい立場のうちの主人公もなんとかやってけるのかなと思ってます。リーダーは辛いけど笑顔でいろというのは、ずしーときました。
 さて今の展開ですが、オベルも追われてヤマトよろしく本拠船始動。マキシーン…じゃなかった、マキシン姐御に戦いを挑むも、2回目でボロ負けしたので一旦諦めて、ビッキーやその他面々を回収して、今からキカ姐を仲間にしにいくところです。いや違う、仲間になってくださいお願いしますといいに行くところです。それにしても今回何がベストメンバーなんだか分からない…(頭抱え)。
 今のところはケネス、リノ、チープーなんですが(ポーラ入れたい(T_T))、将来的にはキカとテッドがレギュラーになるでしょう。あとひとつの席は誰だ!

20060129-2 : カテジナさーん! 違った、カタリナさん

 知りませんでした、カタリナさんってグレン団長の恋人じゃなくて実の娘さんだったんですね!! そいつはびっくり、そいつはどっきりだ…!
 それはそうと、余談。幻水1&2が2月に出ます。プレイしたら絶対はまりなおす自信があります。本当に危険ですあのゲーム! もう一度腐れ縁にはまること請け合いなんです! どうしてあの2人はヒットするんだろう、あれか? 昔の何かが騒ぐのか?! ああでも今だったら坊ちゃんと青雷さんに流れるかもしれないでもいやそれはない(←怪しい考え)。
 それにしてもエンカウント高すぎです。

20060129-3 : おれたちゃ海賊

 やっとこさ海賊島に到着。ネイ島からですから遠かったのですが、coba曲がよく似合いますね、海賊島。でも海賊にしてはちょっと優雅かもしれないけどそこはそれ、キカさんが統括してるからいいのか(自己完結)。
 ええと、でもやっぱあれかな…テッドがくるまではシグルドさんとハーヴェイさんレギュラー…?(メンクイか貴様!) いやでもケネスは外したくない…これは矜持!(ジレンマ)

20060129-4 : お前の方だバカヤロウ

 海賊島でカタリナさんから話を聞いたらスノウイベント。思わず「おまえのほうだバカヤロウ」と怒鳴ってしまいました!(当然) ふふふ後で憶えてろ…身包みひっぺがしてしばらくそのへんに転がしてやる…(暗)。おまえなんかなんで天暗星なんだーばかー!(ばしばしばし) シグルドさんかっこいー!(いつものパターン!) まあスノウだし、気楽にいってきます。
 ハーヴェイさんはスパロボ入っててなんかいい感じです(これも勘違い)。
 さてしかしスノウ艦隊は強いっていうか私が弱いのか?!(汗) ななななにをどうしていいのか!と慌てふためいてしまったので最終的にリノさんにお願いしてしまいました…。いやはや。

20060129-5 : 哀れスノウ

 さてラズリルからも出ていけコールをされてしまったスノウ。当然といえば当然ですが民衆の方々の極端さにもあっけらかん。しかしお前は!!!!<大嫌いだ こっちこそお前なんかだいっきらいだバカスノウー!!!! だけどそれじゃ話が進まないからね! いやいっそサラだってこれくらいの本音を見せてくれたらと思うけど、彼はスノウなんかよりよっぽど賢しいのが困ったところだよね!(だからいきなりマを持ち出すな!)
 この後はいよいよシルバーバーグさんがお目見え。船の名前…どしましょ。軍の名前…やっぱロンドベル? 船はー船はー本当に何がいいでしょうね…。あ、あれにしよう。

20060129-6 : 船の名前と軍の名前

 これでモーションがもうちょっと素早かったらよかったんですけどねとOPを見ながら思ったりするんですが、幻水3より楽しくプレイできているのはやっぱりルックのようなことが今回はないというのがひとつ、プレイヤーそっちのけじゃない(と私が感じている)のがふたつ、あとシナリオが好きなのがみっつ、キャラが楽しいのがよっつ…カタリナさんみたいな人がいるのが楽しいです(ストーリー的に)。うん。スノウもキライですが、そういう描かれ方をしているので大丈夫です。要するに「好きなゲーム」とは作り手に拍手を贈れるかどうかで決まるらしいです
 さてそんな幻水4もすべてのお膳立てが完了。船の名前と軍の名前とエレノアさんです。エレノアさんかっこいい!と拍手喝采だったのですが、船の名前はまず「チェールアルコ」。語感が気に入ってしまってあちこちで登場させているような気もしますが(謎)、「虹」という意味をもつエスペラント語です。ついでにいえば釜石線花巻駅の別名です。でもって軍の名前はロンドベルにしようかなと思ったのですが、あわせようということで「ルーナノクト」。「月光」という意味を持つエスペラント語でこちらも釜石線にこういう名前を持つ駅があったり。何故にエスペラントかといえば、それはもう響きが綺麗だからということで、昔盛岡をモーリオといってみたり岩手をイーハトーヴォといってみたりした某宮沢氏の後輩ということでまあいいか(謎)

20060201 : ぜんっぜん!

 リノさんグー。ナ・ナルです。楽しいです。かわいいです<リノさんが スパロボでこういう展開はなれてますからね! 三輪長官の罵声に慣れているから大丈夫!ってなんか違う! 頭にくるぞこいつら〜〜〜!!!!>ナ・ナルの島長め 力の石を盗んでやる〜!
 と絶叫しつつナ・ナル編です。キカさんとスイがぶっちぎりで強いです。そりゃ鍛えてるせいもあるんですが、双剣攻撃が実に強い 今回のメンバーはポーラとキカさんがついています。エルフがらみですから、やはり。
 ところでセルマさん、どこか宝塚調…。そしてエルフの長老の科白が耳に痛い(苦笑)。トロイの襲撃がきますね、これは…。

20060205 : がががっと107人!

 淡々と、しかし着実に仲間を集め、いまやその数107人。ラストのスノウをとっつかまえにモルドに行かなければならないのですが、交易と引き網にあけくれています。あとオベル遺跡ぐるぐるです。もっとたくさんのメンバー連れていけたら色々協力攻撃も楽しめると思ったのですが…ですが!
 ごめんなさい、美青年攻撃はもう見られない! 笑っちゃって正視できません!(こら) なんなのあれ!なんなのコナミ! もっとやれやりすぎだ! いや、ほんとにもうもうちょっと落ち着いてていいですから…ていうかそうなんだ…シグルドがトドメさすんだ…。面白いなあこの三人と思いながら床ばしさせていただきました。ヘルムートはクールークで、シグルドはミドルポートで、ハーヴェイが海賊。出自も違えば物腰も違う…まあ性格も違います。うむ。多分キレたら最も怖いのはシグルドでしょう。ええ、そりゃ絶対怖いはず。でもきっと泣く子には勝てないし、ネコボルトにも勝てなそうです。かといって私はシグルドがどうこうということはないので念のためです(たぶん←???)
 とりあえず毎回キカさんは必須の我がパーティー、双剣攻撃のたびに視線が何処に行くかといえば、そりゃキカさんの腰なわけで、あの腰は殺人的だと思うのは果たして私だけでしょうか!(同意は得られるのか!) そして残りのメンバーはテッドと一応ヘルムートなんですが、本当はあとひとつ席が余っているような状況です(つまりヘルムートのところ)。さて…いっそマキシンさんがいいのかなあとも思うのですが、さてはて…。フレアがもうちょっと使いやすくてもいいかなと思うのですが(T_T)。
 そうそう、オベル王国奪回です。そんでもってその前に今回最大の目玉、テッドも仲間にしました。テッド…暗い、暗いよ!と思いつつも連れまわします。構い倒します。もちろんです!

20060212 : クリア!

 めでたくクリアしました〜〜! 感想については次の項に譲るとしまして、まずはクリアに至るまでの道のりを。
 オベル王国を奪回し、テッドを仲間にし、スノウも仲間にしてげしげしと殴った後(そんなシーンはどこにもない)貴族服を拾うために四方八方を乱獲し、レベル上げ&ボッチ稼ぎの旅に出ておりました。なんといってもゴールデンハンマーまでお金がかかりますから…ていうかアドリアンヌボッタクリすぎ! 稼いだお金が全部消えていく〜と涙目になったのですが、仕方がない稼ぐしか…。
 最初は交易で稼いでいたのですが、段々面倒くさくなりまして、オベル遺跡で鍛えることに。メンバーは、4主(スイ)、キカ様(キカは様付けで呼ぶのが正しい呼び方だと思います)、テッド、そんでもってスノウ。一応スノウ。意外にスノウが使える!とびっくりだったのですが、それはブルーリボン装着前提。まあよいなりと思いつつ稼ぎ、その後場所を変えて無人島でさらに稼ぎ…。本ではオベル遺跡で稼ぎましょうとありますが、無人島の方が余程楽です。絹も取れるし。
 で、ある程度鍛えてよし行くぞ!と編成をしてエルイールに乗り込むことになりました。メンバーはこんな感じです。
☆基本パーティー組:前述の4人+ユウ
☆別動隊:シグルド、ハーヴェイ、ヘルムート、フレア+キャリー
 別動隊がこの三人になったのは、単純に実力順だからなのですがそれにしても面子を見れば「王女様と下僕たち」に見えなくもない…。さて美青年攻撃の出番はあるんでしょうか。ないんでしょうか。笑うからないような気もしますが(実はありました)。
 さてしかし、この後とんでもない事態が。基本的に海戦は苦手な私、エレノアさんが乗り込んでしまったがためにアグネスにお願いして海戦を乗り切る気でいました。んがしかし、アグネスへたくそ(ばたん)。白兵戦になったり変な方向から紋章砲撃ったりと二度も負けました(大汗)。こりゃーダメだとその後白兵戦用にリノはじめ主だったキャラを鍛えなおし(ユージンまで鍛えました。はははは!)、再挑戦。いやはやトロイは強いよ…なんとか勝ちましたがどきどきものでした。
 なんだか長くなりそうなのでさらに続きます〜。

20060212-2 : 師匠と弟子と矜持と未来

 そうして別動隊スタート。例の4人ですが、うっかりシグルドが一閃をそのままつけていたのでさっくさく進みました。進んだのですがうっかり光もさもさの宝箱をがばーっと開けてしまい…これが強くて(ええ、後で闘うことになるあの人よりも!)逃げ出したりもしました(こら)。まあ仕方ないとエレノアさんって中島みゆきさんちっくだよね〜と思いながら4階へ。私思うのですが、グレアム・クレイの声優さんって幻水4の中では一番しっくり来るような気がします。というか、うまいです。ちなみに私的2位はトロイさんで、3位はコルトンさんです。なんか偏ってます。
 そんなプレイヤーの考えは余所に、クレイあっさり撃破。慎重にセーブをし、ぐるぐるぐるぐると神羅ビルなみに階段を駆け上り、「さあパーティーはこれからだようしラスボスだ気合を入れていくぞ!」と思ったのですが……弱さにもホドがあるというくらい簡単に倒してしまいました(大汗)。ええと、スイのレベルが69だったのは何かまずいところでもあったのでしょうか(ひー)。ももももう少し歯ごたえがあってもよかったのにと思います。ええ、よっぽど大陸貝とか訓練所5回戦の方が驚異ですよ…。
 などなどといいつつ、いざ脱出。最後のトロイとの一騎討ちイベントに思わずぎゅーと涙したくなり、そうしてすべてが海に還っていって…。あ、そうだ、ほんとにエレノアさんクレイのこと引きずり倒してたらナイスです。じゃなくてですね、エンディングが!エンディングが!! 「幻想の世界へ」&「悲しみのテーマ」が入ってる(ばしばしばし) 「悲しみのテーマ」…別名:オデッサさんのテーマ、別名:La mia tristezzaですが歌ってる自分がいました。うおおありがとうスタッフー!とか叫んでおりました。そうして最後、主人公はオベルの船に見つけてもらって…ですが、色々108星のその後も色々あってなんとなくああ幻水だなーと思いながら終わったのでありました。めでたし!

20060212-3 : そして伝説へ

 いつかちゃんとコラムにするかもしれないのですが、果たして幻水4とはなんだったのか。規模としては既存の作品に比べるとあまり大きいとはいえません。規模比べでいうと、幻水2>幻水3>幻水1=幻水4くらいでしょうか。幻水1は内戦ですし、幻水4はクールークのトップが出てきていません。でもその分大きくなりすぎなくてよかったかなとも思います。赤月の影がちらほらしていたのもナイスで、このタイミングで幻水1&2をやるのは非常に危険だと自分自身思っております(苦笑←はまる自信があるらしい)
 よかったところは、こちらの気持ちをおいてけぼりにあまりしなかったこと。軍師のシビアさが理にかなうものであったこと。6人から4人になったことで、ひとりひとりの重みが増したこと。船での移動が最初面倒だと思ったのですが、慣れると楽でしたということ。あと、くどくないのも大きなポイントかもしれません。
 悪かったところは、戦闘に入るときのタイムラグがちょっと長すぎ、本拠地船の中がものすごく動かしにくい(何回間違って上に行ったことやら)、ポリゴンが大雑把すぎ&緩慢すぎ、オチがあんまりないということ。オチがあんまりないというのは、余韻を持たせているという意味にもとれますが、多分幻水ファンの求めるところとは少し違うまではいかないものの、あともう少し踏み込んでくれればバンザイだったかもしれません。オベルファミリーズと主人公の関係とか、エレノアさんの過去とか。あとトロイ!勿体無い!(ばし) あれじゃ何にもしてないのと同じだってば!と思うのです。あ、そういう意味では今回多少あざとさが凄かったかもしれない…海賊子分2人はもうちょっと離れんか! あざとーい…と思ってしまいましたのことよ! ってこれが発売当時にやらなかった原因なのでもありますが(苦笑)。でも面白かったです。
 で、すべて終わっておいしいところをトロイさんが浚ってってくださったわけで、主人公がなんか泣いてるしー!ということであの沈みゆくトロイさん見ながら「スイ、飛び込め!」と喚いてしまったのは………ははははははははは(逃)。テッドじゃなかったですねースノウでもなかったですねー(スノウキライじゃないですよー)シグルドさんでもなかったですねートロイですねーわたしのばあいーえーい逃げますー逃げさせてくれー(すたこらさっさ)
 テッドの言うところの「心からの友達」に会うのはテッド的には150年後。もう少しうまく立ち回れよ!と思いつつ、ルックにも会うのかーと頭を抱えつつ(なんとかしてくれコナミのばかー(涙))、さていつPSPを買いましょうと思いながらとりあえずDCFF7の封を開けよう…幻水5の発売まであと10日しかない(゚ロ゚)